その疲れ、筋肉じゃなくて「脳疲労」かも?

その疲れ、筋肉じゃなくて「脳疲労」かも? | HILO・ストレッチ
脳疲労・スマホ過労

その疲れ、筋肉じゃなくて
脳疲労」かも?
AIが暴く、スマホ時代の隠れ疲労の正体

2026.04.11 HILO・ストレッチ|ヒロ 累計1万人の施術から

肩こり・頭痛・やる気が出ない・イライラしやすい……
「疲れているのに、どこか休んでも回復しない」そんな感覚、ありませんか?
実は、その原因は筋肉ではなく「脳」にあるかもしれません。

約80% 日本人が「疲れている」と感じている 日本リカバリー協会 10万人調査(2024)
4.4時間 スマートフォンへの1日平均接触時間(過去最高) 博報堂メディア定点調査(2025)
約75% 社会人のスマホ依存自覚者が抱える健康上の支障 Job総研 スマホ依存実態調査(2024)

こんにちは。調布市のストレッチ専門店「HILO・ストレッチ」のヒロです。 施術歴7年、累計1万人以上のお体に向き合ってきました。

毎日たくさんのお客様とお会いする中で、最近ずっと気になっていることがあります。 「よく眠れていない」「マッサージに行っても次の日には元通り」「とにかくぼんやりする」—— そういったお声がとても増えているのです。

筋肉をほぐせば治る疲れと、いくらほぐしてもなかなか取れない疲れがある。 この違いの正体のひとつが、今回お伝えする「脳疲労」です。

「脳疲労」とは何か?

「脳疲労」とは、脳、特に自律神経の中枢が過剰に働き続けた結果、その機能が低下した状態のことです。 大阪市立大学の梶本修身先生らの研究チーム「疲労プロジェクト」によって、そのメカニズムが解明されています。

🔬 脳疲労が起こるメカニズム

1
スマホ・PCの長時間使用で大量の視覚・情報処理が発生する
2
脳の司令塔「前頭前野」と自律神経が酷使される
3
神経細胞に活性酸素が大量発生し、細胞がダメージを受ける
4
休んでも回復しない「隠れ疲労」の状態に陥る
5
肩こり・頭痛・判断力低下・睡眠障害として全身に症状が現れる
脳科学者・枝川義邦先生(早稲田大学教授) 前頭前野は人の価値判断や意思決定を司る「脳のCEO」。ここが機能低下すると、もの忘れ・イライラ・判断力の低下など様々な不具合が生じます。

データで見る「スマホ脳疲労」の現実

「スマホの使い過ぎが体に悪い」と頭でわかっていても、なかなかやめられない。 その背景にあるデータをご覧ください。

📊 スマホ接触時間の増加(2025年・日本)

10〜20代
7時間以上
全年代平均
4.4時間
依存自覚者
4時間25分

出典:博報堂メディア定点調査2025 / NTTドコモ モバイル社会研究所2024 / Job総研2024

注目の研究データ 東北大学・川島隆太教授の研究では、仙台市の子どもたち7万人を7年間追跡。SNSを1時間使うと5教科合計で約30点低下——睡眠時間や勉強時間に関係なく、です。スマホ使用そのものが脳の記憶機能に直接影響していることを示しています。

『スマホ脳』の著者アンデシュ・ハンセン氏によると、現代人は1日平均4時間、10分に1回はスマホに触れており、1日のタッチ総数は2600回以上にのぼります。若者の2割は1日7時間もスマホを使っているというデータもあります。

「疲れている」のに「なぜか休めない」「休んでも回復しない」——
それは筋肉の問題ではなく、脳が限界を超えているサインかもしれない。

あなたは大丈夫?脳疲労セルフチェック

以下の項目、いくつ当てはまりますか?

  • 趣味より、スマホを見る時間が増えた
  • 知っている人の名前がすっと出てこない
  • 何かを取りに行って、目的を忘れることがある
  • 隙間時間があると、無意識にスマホを手に取る
  • 慢性的な肩こり・頭痛・原因不明の不調がある
  • 寝つきが悪い、または夜中に何度も目が覚める
  • 最近イライラしやすく、小さなことで怒りっぽい
  • 何もする気が起きず、以前楽しめたことが楽しめない
  • 「やらなきゃ」と思うのに、なかなか動き出せない
  • 集中しようとしてもすぐ別のことを考えてしまう
チェック結果の目安 3〜5個:脳疲労の予備軍。今のうちにケアを。
6〜8個:脳過労状態の可能性が高い。意識的な休息が必要。
9個以上:脳疲労が慢性化しているかもしれません。生活習慣の見直しを。

「眠れない」にも種類がある——5タイプの脳疲労

スリーププランナー®の資格を持つ立場からお伝えしたいのですが、 「眠れない・疲れが取れない」と一口に言っても、その原因は5つのタイプに分かれます。 自分のタイプを知ることが、正しいアプローチへの第一歩です。

🧠
Type 1脳疲労型

情報過多・スマホ過労で前頭前野が疲弊。ぼんやり感、判断力低下、感情コントロール困難が特徴。

🌀
Type 2めぐり・温活型

血流・体温調節の乱れによる疲労。末端の冷え、むくみ、だるさを伴うことが多い。

📱
Type 3スマホ首型

下向き姿勢による頸部・肩甲帯の過緊張。頸椎への負担が脳への血流を阻害する。

Type 4がっつり整体型

筋肉・骨格のアンバランスが蓄積した身体的疲労。姿勢の歪みが全身の疲れを加速させる。

🏃
Type 5パフォーマンス向上型

疲労ではなくパフォーマンスの天井。筋力・柔軟性・回復力の底上げで動ける体づくりへ。

なぜストレッチが「脳疲労」に効くのか

「ストレッチをして脳が回復するの?」と思われるかもしれません。 実はこれ、脳科学的にも裏付けがあります。

疲労の専門家・梶本修身先生によると、私たちが「体が疲れた」と感じる疲労の本体は、実は「脳、特に自律神経の中枢の疲れ」です。 つまり、体の疲れ=脳の疲れ。両者は切り離せないのです。

ストレッチは脳内の血流を高め、心を安定させる「セロトニン」の分泌を促す効果があります。 また、首や肩のストレッチは血流を促進するとともに、自律神経のバランスを整え、リラックス状態を作り出す効果も期待できます。

脳は全身の臓器の中で最も多くの酸素を使う臓器ですが、長時間同じ姿勢で座っていると血流が悪くなり、脳も酸素不足に陥ります。 これが「仕事中なのにぼーっとする」「読んでいても頭に入らない」といった症状につながります。

今日からできる!脳疲労リセットストレッチ3選

施術経験から特に効果を実感しているものを3つ、ご紹介します。

01 首・肩甲帯のリリース(スマホ首改善)
  1. 椅子に座り、背筋を軽く伸ばす
  2. 右手で頭の左側を軽く添え、ゆっくり右へ首を傾ける
  3. 左肩を下げながら、首の左側を20〜30秒伸ばす
  4. 深くゆっくり呼吸しながら行う(反動をつけない)
  5. 反対側も同様に。左右2〜3セット

🎯 ポイント:スマホ・PCの前後に行うと脳への血流が回復しやすくなります

02 胸・体側の開放(自律神経のリセット)
  1. 椅子に浅く座り、両手を後頭部で組む
  2. 息を吸いながら胸を開き、ゆっくり後ろへ反らす(無理のない範囲)
  3. その状態で3〜5秒キープ
  4. 息を吐きながら元の姿勢に戻す
  5. 5回繰り返す。終わったら体側も左右に伸ばす

🎯 ポイント:呼吸と連動させることで副交感神経が優位になり、脳がリラックスモードへ

03 就寝前の下半身ストレッチ(睡眠の質向上)
  1. 仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せる(ひざ抱え)
  2. 左右にゆっくり揺らし、腰・仙骨周りをほぐす(30秒)
  3. 右膝を胸に引き寄せ、左脚は伸ばしたまま20〜30秒
  4. 反対も同様に
  5. 最後に全身の力を抜いて1〜2分深呼吸

🎯 ポイント:就寝30分前に行うと血流が改善され、自律神経の切り替えが促されます

1万人の施術から見えてきたこと 「ストレッチに来ると眠れるようになった」というお声をよく頂きます。 それは偶然ではなく、脳と体をつなぐ自律神経が整うからです。 筋肉をほぐすことは、脳の休息にもつながっているのです。

脳疲労を溜めない日常の習慣

ストレッチ以外にも、日常の小さな習慣で脳疲労は大きく変わります。

  • 「60分に1回、スクリーンオフ」 — 脳の神経回路は同じことを繰り返すと疲弊します。意識的に「何もしない5分」を作ることが重要です。
  • 「就寝1時間前はスマホを手放す」 — ブルーライトが睡眠ホルモンの分泌を阻害します。睡眠こそ脳疲労を回復させる唯一の方法です。
  • 「自然の音・緑を意識的に見る」 — 「ぼーっとする時間」は脳のデフォルトモードネットワークを活性化させ、創造性・感情整理に不可欠です。
  • 「ストレッチ・体を動かす」 — 血流回復+セロトニン分泌で脳と体を同時にリセット。

まとめ:「疲れ」の正体を知ることが、回復への第一歩

2024年の調査では、全体の約80%の人が「疲れている」と回答しており、「疲れている人(高頻度)」は2017年の計測開始以来最も高い割合に達しています。 しかも、スマホ接触時間は毎年記録を更新し続けています。

「休んでも疲れが取れない」「マッサージに行っても翌日には元通り」—— そのお悩みが続いているなら、ぜひ「脳疲労」という視点を持ってみてください。

筋肉へのアプローチと、脳・自律神経へのアプローチ。 その両方を組み合わせることで、初めて「本当の回復」が得られます。 HILO・ストレッチでは、お客様一人ひとりの疲労のタイプを見極め、 その方に合ったストレッチで体の奥から整えるサポートをしています。

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*本記事は一般的な健康情報を目的としたものです。症状が深刻な場合は医療機関にご相談ください。

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